天然種苗による養殖
漁業
養殖生産
加工&出荷
漁業者が天然種苗漁獲
養殖業者が種苗を成魚にまで育成
加工会社が天然種苗の養殖魚を仕入れてフィレ加工等を行い、販売店へ出荷
人工種苗による養殖
人工種苗生産
加工&出荷
養殖業者が種苗を育成し出荷
加工会社が人工種苗の養殖魚を仕入れて
フィレ加工等を行い、販売店へ出荷
養殖用の種苗として人工種苗を利用することで、天然魚(天然資源)の保全が可能である。
品種改良によって、成長、耐病性、生産性の改善、低魚粉に適応した魚種の開発などにより、生産効率が高く、天然資源への依存性を低減した生産が可能である。
採卵時期や種苗の収容尾数を計画的に調整することで、出荷量やサイズ、肉質の改善など、計画的な生産が可能である。
親魚から卵、仔魚、稚魚、成魚まで履歴が完全に記録され、製品までのトレーサビリティーと安全性を保つことが可能である。
日本の養殖業を振興するためには国外への輸出量の拡大が必要である。そして、そのための「認証」には「明確な主張と論理性と根拠」が必要であり、SCSA認証ラベルはその条件を満たしている。
日本で開発された人工種苗生産技術は、グローバル化の中で「日本の養殖魚」の優位性を示すものであり、国内においても「資源の持続的利用」の面で優位な地位を得ることができる。
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