「NPO法人 持続可能な水産養殖のための種苗認証協議会」は、持続可能な水産物供給の実現をめざし、2017年9月に国内の水産科学分野の研究者(国立研究開発法人水産研究・教育機構、東京海洋大学、高知大学、近畿大学)によって設立されました。
この度、「持続可能な水産養殖のための種苗認証(SCSA認証)」の運用を開始し、持続的な安定供給が可能である「人工種苗」による養殖であることを第三者機関によって認証します。
近年、世界的な水産物需要の増大とともに水産資源の枯渇が問題になっており、持続可能な水産物供給が世界の食糧確保のために重要なテーマとなっています。「養殖業」はその解決策の一つですが、人の手で必要な稚魚を必要な分だけ作る「人工種苗」を用いた養殖によって持続的な安定供給が可能になります。
SCSA認証は、「人工種苗」を用いた持続可能な水産養殖の構築とその普及のために行うもので、種苗を認証する制度は世界初となります。この認証によって、魚が誕生してから消費者に届くまでのトレーサビリティが明確になり、世界最高の技術を持つ日本の養殖種苗技術によって持続可能な水産物供給を可能にします。
【記者発表会の詳細】
日時:2017年12月7日(木)15:00~16:00
場所:日経・大手町セミナールーム1(6階)
住所:東京都千代田区大手町1?3?7 日経ビル
※理事長以下、理事全員が出席します。また物撮り用の認証マーク付き魚サンプルを準備します。
資料配布先:水産庁記者クラブ、農政クラブ、農林記者会、東商記者クラブ、大阪商工記者会、大阪経済記者クラブ、大阪科学・大学記者クラブ、和歌山県政記者クラブ、田辺記者クラブ、東大阪市政記者クラブ
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